空の公差-Tolerance-

航空写真家 瀬尾 央(せお ひろし)氏による月刊「航空ファン」の連載記事、『 Light & Flight 』に中学生の頃出会い、触発され、写真撮影とプロペラ単発機での飛行を趣味として、空の写真、空からの写真を撮り続けています。 2004年には自費出版の写真集「空の公差-Tolerance-」(エアワークス刊,ISBN9784902113037)を作りました。

暑い!

大利根LCL    1320-1350 (0+30) A150L

暑い中、少しローカルで飛んできました。
隣には普段報道ヘリに乗っているというプロの方。
こういう場合、アマチュアパイロットとしてやはり緊張します。

天気予報では『晴れ』というものの、湿気が高く空気はどろどろ。
視程もなんとか有視界飛行条件という感じ。

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これはHさんとAさん


08/13 14:00 RJTL 130500Z 21004KT 6000 FEW020 BKN025
31/25 Q0999 RMK 2CU020 6CU025 A2952=

08/13 10:00 RJTL 130100Z 35003KT 4000 -SHRA BR
SCT015 BKN020 25/23 Q1002 RMK 3CU015 7CU020 A2960=

八丈島

(Rev.2)

RJTF→RJTH     1030-1140(1+10) M20J
RJTH→RJTF     1400-1520(1+20) M20J


先日の日食飛行で知り合ったIさんに誘っていただき八丈島へ連れて
行ってもらいました。とにかく早い!
機体が新しい上にフル装備で、TAS150KT、オートパイロットで飛ぶの
にカルチャーショックを受けました。

調布は一日中低いシーリングの曇り空で小雨もぱらつく空模様の中、
鎌倉から海へ出ると真夏を思わせる入道雲と50km以上ある視程で気
持ちよく、十分楽しめました。

Iさんありがとうございました!

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なんと早い!のせてもらったムーニー20J

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新島、神津島を望む。高度5500ft

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八丈島の着陸直前。八丈富士を見上げる

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三宅島の噴煙

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山梨からアルプスの方にかけて、かなり成長した入道雲が見える

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伊豆高原の大室山

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GPSの航跡。自動操縦だけにまっすぐ!


08/08 15:00 RJTF 080600Z 07004KT 040V140 9000
BKN030 BKN060 31/23 Q1008 RMK 5CU030 5SC060 A2979=

08/08 16:00 RJTF 080700Z 15008KT 9999 -SHRA
BKN025 29/23 Q1008 RMK 6CU025 A2979=

08/08 14:00 RJTH 080500Z VRB03KT 9999 FEW015
SCT020 30/26 Q1009 RMK 1CU015 3CU020 A2979=

入道雲

明日から夏休み。
思い出したように暑くなってきた中を近場の出張。

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東京から1時間圏内のローカル線

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大きな入道雲。しばらくしたら夕立になって降ってくるはず

第24回神奈川新聞花火大会

見に行ってきました。

昨年見た国際花火大会に比べれば打ち上げ場所からは少し遠いのか、
お腹まで響く花火は少なめ。そしてもろに風下になってしまい、花火
の半分は煙の中・・・。
しかも後半は花火の破片まで降ってきて粉まみれでした。

それでも、夏ばて気味の体にはいい休養になりました。

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色とりどり

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反対側のビル。花火の模様が映っておもしろい

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煙です

虹の残滓

虹の出そうな、というか虹の出る理想的な空模様。
やはり、というか電車から大きな虹を発見。

残念なことに混んでる電車の中から人の肩越しにチラリと見えるだけ。

電車を降りたときには、ほんのり色の残った空が広がっていました。

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すこし赤色が残っている

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デジカメで不思議な色に。これも青色

熊本市内小観光

宮崎から熊本へ1時間程飛んで、僕の今回の日程は終了。
予約した全日空の最終便までは時間があるので、熊本城を観光。

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隣のサイテーションも日食観察のフライトだったようだ

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明日就航のFDAブース

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1時間40分で寝て帰ります・・・が遅延でした

日食&南国フライト?

(Rev.2)

枕崎→RJFM     0951-1206(2+15) PA28R-200
RJFM→RJFT    1427-1531(1+04) PA28R-200


雨音で目覚める程気象状態はよくない。

天気図から前線がちょうど皆既帯にかぶっていること、向かい風での飛行
になることは予測できるので、前日決めた集合時刻で間に合うのかが気に
なるところ。

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朝5時40分のレーダー画像     日食飛行後のレーダー画像。残念!

まず起きて携帯電話で雨域を調べる。目がさめるほどの雨音とは・・・

南九州全域が結構激しい雨になっていることがわかる。
日食が見られるか、という以前に飛べるのか?という状態。雨域はゆっくり
東方向に進んでいるようにも見え、そうなると枕崎につく頃には画面で黄色
く見える部分が移動してくるかもしれない。

集団行動なのとホテルはバスで1時間半の鹿児島市内なこともあり、枕崎空
港に到着するまでそわそわしつつ、空港に到着したのは9時頃。いかんとも
しがたいとはわかっていても本来なら離陸が9時のはずなのでだんだん焦っ
てくる。

そして離陸。計画の離陸時刻より1時間弱遅い上に、向かい風。
GPSに入力してある割り当てられた観測地点へのETEはなんと2時間!

対地速度も60~70ノットと悩ましい。西側が少し明るく見えるため、若干西よ
りのコースにするうちに、かなり手前で皆既日食の時間を迎える。

それでも機長のIさんがなんとか雲の隙間から太陽が見えるところを探し当
て(スゴイです!)てくれました。

あと1時間早く離陸すれば、と思いつつ雲の隙間から日食と薄暮の中を
飛んで日食時間は終了。それでも雲中飛行で観測できなかった機体も
多い中ではかなり貴重な経験が出来ました。

Iさんありがとうございました!

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当日の枕崎空港のエプロン。雨模様

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取材陣多数。写真が撮れたらください、と声をかけられるも・・・

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10時40分。雲の頂上部のみ明るい。日食まであと約20分

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10時36分。日食用フィルターを使い撮影

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10時47分。雲越しはフィルター無しで撮影できる

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10時53分。このあたりからが食の最大のようだ

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10時57分。暗くなり方が薄暮時とも違う

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10時59分。しばらく見えなかった太陽が現れる。皆既なのか雲のせいかは不明

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11時16分。そろそろ宮崎へ向かう

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2日目以降のGPSの航跡

園児襲来!

枕崎空港で飛行機の係留をしていると・・・。
遠足の園児ご一行が登場!

保母さんに話をきくと偶然飛行場に見学にきたら沢山飛行機がいたそうだ。
エプロンに入れてもらって子供たちも興奮ぎみ。最後は大人たちと記念撮影。

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鈴なり状態。画面の外でも大騒ぎに・・・

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一部の飛行機は機内を公開

日食&南国フライト?

(編集中)

RORY→RJFG  1035-1240(2+05) PA28R-200
RJFG→枕崎    1418-1458(0+40) PA28R-200


与論からは種子島で給油していよいよ枕崎入り。

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種子島で給油。ここでもドラム缶から手回しポンプで

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たねがしまん???

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枕崎は微妙な天気。ファイナルでのシーリングは1000ft

与論島はカルピスアイランド

なぜだかわからないのですが、空港に降り立つと、カルピスアイランド
のアーチを発見。

そして高台から望む夕日はここちよく、都会から移り住む人もいるのが
納得できます。ちなみにホテルのフロントの女の子は三浦出身でした。

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くぐるべきか、くぐらぬべきか・・・

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で買って撮ってみました。うしろはホテルのプライベートビーチ

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ここでは日常なんんだろうけど、僕には非日常

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ここちよい風と淡い色

日食&南国フライト?

(Rev.3)

RJFM→RJKA(奄美大島)  0948-1208(2+30) PA28R-200
RJKA→RORY(与論)      1402-1505(1+03) PA28R-200


2日目は島伝いに沖縄の手前の与論島まで飛ぶ。
種子島では種子島宇宙センターにあるロケットの発射台を空から見学。

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屋久島に気を取られているうちに種子島もすぐ近くに・・・

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種子島宇宙センター全景。遠くに見える山は屋久島

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種子島宇宙センター近景。格納庫と発射台


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奄美大島での給油風景

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与論島へ上陸。いかにも南国然とした植生

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着陸直前の風景

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係留環のないスポットがアサインされる


07/20 11:00 RJFG 200200Z 27013KT 9999 FEW010 SCT180
BKN/// 28/24 Q1012 RMK 1CU010 3AC180 A2989=

07/20 12:00 RJKA 200300Z 21012KT 9999 FEW015 BKN///
32/25 Q1011 RMK 1CU015 A2987=

日食&南国フライト?

(Rev.2)

大利根→RJBD(南紀白浜) 0640-0940(3+00) PA28R-200
RJBD→RJFM(宮崎)     1345-1550(2+05) PA28R-200

パイパーアローのオーナーIさんに誘ってもらい、日食&南国フライトへ
行ってきました。1日目は南紀白浜経由で宮崎へ。

関東は梅雨明けしたとはいうけれど、かなり湿った空気。普段は雲の下
ばかり飛んでいるので雲を避けてオントップ。中部インフォメーションの
話では志摩のあたりに降雨のエコーが見える、ということでだったが通過
する頃にはエコーも消えほぼダイレクトコースで到着。海側へ一度抜け、
雲の隙間から降下。2000ft以下ではかなりむっとする空気。

宮崎へは室戸岬、足摺岬を望みつつ2時間少々で到着。去年の夏に行こ
うとした四万十側の河口も確認できた。

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南紀白浜では3時間ほどの小観光と昼食

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まぐろの解体ショー

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四万十川の河口を遠望

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宮崎へ到着

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GPSの航跡。大利根から南紀白浜

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GPSの航跡。南紀白浜から宮崎


07/19 10:00 RJBD 190100Z 27005KT 190V330 9999 FEW005
BKN010 BKN140 29/26 Q1009 RMK 1ST005 5CU010 5AC140 A2980=

07/19 15:00 RJFM 190700Z 26016KT 9999 FEW025 SCT040
BKN/// 33/23 Q1008 RMK 1CU025 3CU040 A2977=

07/19 13:05 RJFM 190405Z 25015G25KT 9999 FEW035 BKN///
36/23 Q1008 RMK 2CU035 A2978=






梅雨明け?

しっとりした空気も少し和らいだ感じの日。
木陰に入るとだいぶすごしやすい。

もう梅雨明けでしょうか?

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さて、これはどこの何?

七夕

今日は七夕。

夏っぽい湿った空気にところどころの青い空。
夜は朧月ぎみでしたが、織姫と彦星はきっと会えたはず。

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明るいうちに荒川を渡る

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とある店先・・・残念なことに短冊は品切れでした

ニッポン号とMVP

どたばた忙しい日でした。

新橋のホーブンが平日のみの営業になって久しく、チャート類は大利根
で買うか、羽田空港までいくことに。
モノレールで行く場合は格納庫のウラを通過するのが隠れた楽しみです。

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毎日新聞の格納庫の壁画。ニッポン号

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実物は無いのでプラモデル・・・。でもメーカーのLSもすでに無い


そして、夜からは後輩の結婚式の2次会。
さおりちゃんおめでとうございます!

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新婦側は泣ける思い出を・・・

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生サックスに合わせ(※この方は現在本職が演奏家です)

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新郎から贈られるMVPをゲット!演奏時以外は学生時代のまんま・・・

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でもトロフィーに刻印されているのは、ナゼか相撲で優勝!?


【特別付録】本日のMVPへのリンク「ゆうたろう

能登へ?

(Rev.2)

RJNW→大利根 0920-1100(1+40) PA28R-200T
大利根LCL    1235-1305(0+30) C172H


関東の天気は午前中までは持ちそうなので朝市をみて早々に空港へ。
離陸すると9500ftまで上がり雲上で巡航。

飛行中に携帯電話でMETARとレーダーエコーを調べると、雨域が横浜や
木更津から南側くらいまで上がってきていることがわかる。関東平野の
シーリングは低く、渋川上空から降下開始して加須からは高度1000FTで
曇天の大利根へ

大利根では遊覧飛行。30分間の飛行を楽しんでいただけたようでした。
後でMETARを見ると、午後2時頃から雨が降り始めている。

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モーターグライダーのファルケがタッチアンドゴー中

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もや越しに野尻湖を視認

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白根山。野尻湖からここまで8分

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そしてさらに10分で榛名山。早い!

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赤色が往路。紫色が復路。青色がローカルフライト


06/28 11:00 RJAA 280200Z 15006KT 120V190 9999 FEW010 SCT013
BKN/// 25/22 Q1009 BCMG BKN012 RMK 1ST010 2CU013 A2980 0146
LIGHT TO MOD TURB BTN FL015 AND 12000FT 30NM S NARITA A343=

06/28 14:00 RJAA 280500Z 20003KT 090V250 9999 -RA FEW012
SCT045 BKN110 A2977 0440 MOD TURB 12000FT 30NM E NARITA B747=

能登へ?

(Rev.3)

大利根→RJNW(能登) 1130-1300(1+30) PA28R-200T

休日と晴れがかさなりそうなので山形へ日帰りに行くつもりで飛行場へ。
すると、ターボアローのオーナーWさんに、左席やっていかない?と誘って
いただき、急遽ターボアローで能登1泊2日に。

アローはチェックアウトしたことがあるけれどターボは初めて。
Map33インチまで絞っても離陸後20分で8500ftへ。ほぼダイレクトのコース
で草津白根、糸魚川を通り1時間半で能登空港へ着陸。
55%出力にしても普段の1.5倍以上の130KTで飛ぶので地理感覚が麻痺し
そうでした。

Wさん、貴重な機会を頂きありがとうございました。

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ターボアロー。通称ウルトラマンアロー

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操縦席。電動トリム、GPS、オートパイロットと盛りだくさん

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キリコ会館の中。Wさんは記念撮影係にちょっぴりいたずら

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千枚田

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御神乗太鼓

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GPSの高度データ。航跡は復路のページにまとめてあります



06/27 13:00 RJNW 270400Z 26010KT CAVOK 28/17 Q1011 RMK A2986

雨のあと

栃木へ。
お昼過ぎから急速に晴れてくる。夏はもうすぐそこにいるらしい。

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バスは1時間に1本。次のバスまであと30分とすこし・・・

久々の夕焼け

久々に夕焼けを見た気がします。
ちょうど帰る時に淡い色が残っていて気分が和む。

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空が広いと街はちいさくみえる

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札幌行きの寝台列車とすれちがう

成田への機窓

成田へ戻るコースは往路とは違い、台北上空を通り日本へ戻るコース。
やはり梅雨時らしくほとんど雲上飛行。

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自分の乗った飛行機の飛行機雲の影

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薄い雲越しに台北の桃園国際空港を発見

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針路変更をしてJAL機を追い越す。おそらく10分前離陸の成田行き
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