空の公差-Tolerance-

航空写真家 瀬尾 央(せお ひろし)氏による月刊「航空ファン」の連載記事、『 Light & Flight 』に中学生の頃出会い、触発され、写真撮影とプロペラ単発機での飛行を趣味として、空の写真、空からの写真を撮り続けています。 2004年には自費出版の写真集「空の公差-Tolerance-」(エアワークス刊,ISBN9784902113037)を作りました。

2019年06月

戻りました

体調が悪い出張だったので仕事以外はこもりっぱなし
でもう帰国です。帰りももちろん遅延です。
時間変更をちょこちょこと小変更せず、確実な時刻を
教えて欲しいですね。

成田では降機してからかなり歩きます。その距離は
LCCの第3ターミナルと同じくらいです。そして毎度
毎度荷物が出てくるのも遅くて降機してから電車に
乗るまで1時間かかりました。デカいキャリーバック
を機内持ち込みにする人達の気持ちもよく分かります。

20190628IMG_1499ANA到着遅れSM
来ました~

20190628IMG_1503ANAサンノゼ遅延SM
またこれにつめこまれます

20190628IMG_1506日付変更線SM
毎度のここからが長い

20190629IMG_1508成田着SM
風が変わったのでしょうか?

20190629IMG_1509成田着SM
小雨の成田へ到着

20190629IMG_1510成田着SM
58番ゲートは第三ターミナルのLCCばりに歩かされます

米国出張

連続で出張でした。
前日にプレミアムエコノミー席の確保に成功して少し
気が楽になっていました。でも当日成田空港で発券し
ようとしたら、機材変更になったのでダメといわれて
しまいました。メールでもそんな連絡ないしガッカリ。

B787はプレミアム席が2列と3列の仕様がありますが
搭乗してもシート配置は3列で事前指定時と同じ。
そしてまたもや出発遅延。
自分が乗る分だけの印象からは半分は遅延しているし
細かいトラブルのニュースも多いようだし、この会社
は自覚がないままだんだんとおかしくなっている気が
します。

他の航空会社がサンノゼ直行便を開設してくれれば
いいのに。

20190625IMG_1408成田ANAB787SM
これにつめこまれます

20190625IMG_1411サンノゼANAB787SM
到着しました。快晴!

機体洗いとローカルフライト

桶川 LCL     1005-1040 (0+35)  A36TC
桶川 LCL     1050-1105 (0+15)  A36TC

予報ではなんとか飛べそうなので飛行場へ向かいました。
シーリングや雲の様子を見るとどこかへ行くというのは
無理そうなので交代でローカルフライトをして機体を
洗うことにしました。飛行前点検中から雨がポツポツ
してきたため短めのフライトをして洗機。
終わったころに雨が降ってきて無事撤収できました。

オーナーのKさんが雨が降りそうだから先に飛びなよ、と
言ってくれました。ご配慮ありがとうございます。

20190622IMG_1390JA4179ローカルSM
洗機前の空模様。怪しいです

20190622P1015867JA4179飛行中SM
シーリングは3,000ftくらいでしょうか

20190622P1015872JA4179飛行中SM
2フライト目は降雨帯が見えたので途中で戻りました


METAR RJTJ 220100Z 13005KT 080V170 9999 FEW020
BKN030 BKN120 25/17 Q1005 RMK 1CU020 5CU030
7AC120 A2926=
METAR RJTJ 220200Z 07005KT 040V100 9999 -SHRA
FEW020 BKN030 BKN060 25/18 RMK 1CU020 5CU030
6SC060 A2968=
METAR RJTJ 220313Z 14007KT 110V170 7000 -SHRA
FEW015 FEW020TCU BKN025 BKN060 23/20 Q1004 RMK
1CU015 1TCU020 5CU025 7SC060 A2966 TCU 10KM SW= 

METAR RJTY 220129Z AUTO 00000KT 10SM FEW022
SCT037 SCT046 BKN055 BKN070 24/9 A2973 RMK A02
RAE 10RAB11E21DZB21E29 SLP065 FZRANO $=

戻りました

戻りました。
シンガポールもジメジメしていますが日本も
同じくらいジメジメしています。

20190620IMG_1350シンガポールANAB787SM
早く家に帰りたい・・・

20190620IMG_1366南シナ海SM
平和に見えますが赤い舌と言われている海です

20190620IMG_1384羽田ANAB787SM
夕暮れの羽田空港に到着

シンガポール出張2日目

2日目は歩き詰めで疲れました。

20190619IMG_1329マーライオン遠景SM
会場のテラスからマーライオン(中)が見えました

20190619IMG_1324シンガポールF15SM
時おりF-15も遠くに見えます

シンガポール出張

いろいろ思う所もありますが出張すれば自席に
居なくていいし、社外の空気を吸えるので気が
まぎれる出張でした。

会場近くの安いホテルを予約したら、部屋が狭
くビックリ。シャワー洗面台を入れても四畳半
くらいでしょうか。アリの行列も部屋にいるし。
夜はシンガポール赴任中のYさんに会いました。

20190618IMG_1177羽田ANAB787SM
飛行機も狭いので出張です。隣が空席で助かりました

20190617IMG_1187シンガポールホテル狭いSM
苦痛ではないですがこの広さの部屋は初めてかも

満月です

明るい夜道でした。

20190617DSC_5937満月SM
超望遠レンズで撮影してさらにトリミングしています

セスナ172をフェリー

明野 → 桶川  1140-1205 (0+25) C172N
桶川 → RJNA  1330-1540 (2+10) C172N
RJNA → 桶川  1600-1700 (1+00) A36TC

シンガポール赴任中のYさんのセスナ172を名古屋へ
フェリーしました。名古屋からはとんぼ返りで帰るため
Kさんがターボボナンザで迎えに来てくれることになり
ました。

ころころ変わる天気予報、台風並みの低気圧などで
直前まで悩ましい条件でした。晴れたら晴れたで風が
強く、前日に調べると高度2,000ftで20KT以上、3,000ft
を超えると35KT以上、それ以上の高度だと50ノットは
軽く超えそうな強い向かい風の予報です。
雲が多くて海岸沿いコースで飛んだ場合、3時間かか
る可能性もあります。

明野を離陸する時刻、燃料の給油のため桶川に一度
降りる時間、気象条件などを考えると順序立てて効率
よく動く必要がありました。

桶川へ戻る時刻なども考えると明野離陸が12時より
遅れるか桶川離陸が1時半を超えた場合はボナンザ
のお迎えは中止することにしました。

桶川でホットスタートがうまくいかず、離陸が1330にな
ってしまい、離陸後に遅れを挽回するのに河口湖上空
を通って山越えの後は降下するコースに変更しました。

3,000ftで江の島、三島、浜松と海岸沿いに飛ぶコース
だと183NM、直行だと134NMなので最大で約50NMも
差が出ます。ダイレクトコースに近ければ、対地速度が
60ノットになっても2時間半以下にできそうなためです。

とはいえ上がると今度は向かい風50ノットで対地速度が
50ノット以下になるので雲の下で巡航し6,500ftを基本に
割と揺れる中を飛んでいくことにします。

河口湖を過ぎたあたりから対地速度が50ノット代になり
揺れがひどくなります。そして雲が多く、しかも12,000ft
はありそうな雲でどう考えても越えられないので南寄り
のコースにします。静岡市の10NM北の辺りから高度
を4,500ftに下げ、その後も地形が低くなるにつれ落とし
たら久々に体験する揺れになりました。

途中15分間くらい所要時間が変化しない(むしろ増えた)
時があって焦りましたが
我慢しただけあって浜松の横
くらいからは対地速度70ノット代で飛べる時間も増え約
160NMを実飛行時間2時間強で飛べました。

桶川で機体を片づけて1730撤収とすると名古屋離陸は
1600がリミット。横風が強い名古屋についたら手分けし
て作業をして着陸後20分でターボボナンザに乗り換え
できました。復路は11,500ftで巡航、追い風で対地速度
は200ノット以上、最大240ノットにもなり実飛行時間50分
強で1700に桶川に戻れました!

セスナ172に乗ったのは1年4か月ぶり?で横風着陸も
できて久々のセスナ172を
楽しめました。

皆様ご協力ありがとうございました。


20190616IMG_1152JA3821明野SM
明野離陸前。背景の入道雲は午後どうなるのでしょう

20190616P1015864JA3821SM
明野から桶川は1,500ft。ほとんど風はありません

20190616IMG_1154JA3821+JA37HASM
2機セスナ172の間には40年(39年?)の機齢差があります

20190616P1015865JA3821SM
4,500ft。時々雲の隙間が見えますがこんな感じで飛びます

20190616IMG_1162JA4179_240KTSM
復路のGPS画面。240KTであと18分で桶川着

20190616DSC_5928入道雲SM
内陸側にはこんな雲が見えました。20,000ft越え??

TAF AMD RJGG 152336Z 1600/1706 30024KT 9999
FEW020 SCT045 TEMPO 1600/1603 28034G44KT
BECMG 1700/1703 310014KT=

METAR RJNA 160100Z 29015KT 240V310 9999 -SHRA
FEW015 BKN050 BKN100 21/16 Q0997
RMK 1CU015 7SC050 5AC100 A2946 MAX WIND 23KT=
METAR RJNA 160209Z 29019G29KT 9999 FEW005
SCT050 BKN130 23/16 Q0998 RMK 1ST005 4SC050
5AC130 A2948=
METAR RJNA 160300Z 29016G26KT 250V310 9999
FEW015 SCT050 BKN080 24/15 Q0998
RMK 1CU015 3SC050 5AC080 A2950=
METAR RJNA 160700Z 28015G26KT 250V310 9999
FEW025 SCT050 24/15 Q1001 RMK 1CU025 3SC050
A2956=
METAR RJNA 160900Z 29012KT 9999 FEW050 21/15
Q1002 RMK 1CU025 5SC050 A2961 MAX WIND 20KT=

MEAR RJTJ 160700Z 13004KT 070V160 9999 FEW030
SCT080 30/08 Q0990 RMK 2CY030 3AC080 A2926=
METAR RJTJ 160900Z 30013KT 9999 FEW030 SCT080
28/01 Q0993 RMK 1CU030 3AC080 A2934 MAX WIND 20KT=

METAR RJGG 160300Z 32022KT 9999 FEW020 SCT045
22/16 Q0999 NOSIG RMK 1CU020 3SC045 A2950=

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